やっぱりidea:11840


jyouseki >
昨年の6月に私はaiainaさんのように質より量を最優先にした回答をしていました。

あの当時は「役に立った回答も多くあるのに、なぜこんなに悪回答を叩くのだろう」と考えて、正直罪悪感はありませんでした。

今ではとんでもない勘違いだったと思っています。

そんな成長の場を提供しているはてなが立派だ…と、私は考えています。
はてなの立派なところは、ポイントを導入することによって、知の伝達を階層化出来たこと」だと。
それまでの他の掲示板サイトと異なり、重複質問に目くじらを立てない世代間輪廻を実現させている。それまでの掲示板サイトでは、どこも「ヌシ」が誕生し、過去に出た質問を繰り返すことを怠慢で極悪であるかのように排除する機能がひとりでに備わっていった。典型的だよね。アカデミズムの生み出す閉塞感の。



当初そうだったとjyouseki さんが告白しているように、それはおそらく新たに未知の集団に接触する者ならば、誰でも懐く感情であり、そこにハードルを強いてしまえば、大きな参入障壁になってしまうことでしょう。

…とはいえ、マナーやルールの整備を無視して良い! というものでもありません。



その手法の一つとして、私からidea:11840を上げてみました。


今回の問題は、人力検索だけで起きたことでなく、いわしで発展したというから、解決的に問題を網羅できる手法ではありませんが…。
「質より量を最優先」と考えるヒトと、「やっぱりそうではない」と考えるヒトとを、棲み分け、また、同時に新参者を暖かく受け容れ上手く成長・移行してゆける仕組みを育てて行くことが、このコミュニティーを、はてなという仕組みを、価値ある存在として大きくして行くためにも…。


多くの巨大掲示板サイトが…一時どんなに活気に溢れていた時代があったとしても…そのまま閉塞感に包まれ、世間の認知から消えていった。その過ちに学ぶべきでしょう。




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id:uerin:20060827:1156660965
↑だから、文化的意味合いから質問期間の設定をポイントの高低で分けるような事はしない。そうであれば、今もすでに延長料金のような形で期間の設定は実装されているのだから。
あえて言うならば、求められる作法の質によって分ける…とも言えるのです。ですので、絶対的に人を分かつ完璧な手法ではそもそもないのです。